


すべての人が
より生きやすい社会を
ピンクドット沖縄
実行委員長インタビュー
ピンクドットは2009年にシンガポールで誕生して今年で10周年。
LGBTとは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、それぞれの英語の頭文字からとったセクシュアルマイノリティの総称として近年、その活動が広がってきています。
「すべての人がより生きやすい社会を」という思いを持つ人やアライズ(allies=LGBTの支援者、連帯者)としてサポートする人々がピンク色のものを身につけて集い、理解を深め、その思いを共有し、そして表現するイベント「ピンクドット沖縄」。2013年に開催された「ピンクドット沖縄」は日本初のピンクドットイベントで、800人が集まり、2018年で6回目を迎えました。
「日本には7・6%のLGBTの当事者がいますが、当事者だけのイベントではなく、残りの92・4%の方の理解を増やしていくことが目標です。さまざまな面において「多様性」を受け入れる土壌が沖縄にはあると感じています。」と話すのは、ピンクドット沖縄実行委員長であるカフーリゾートフチャク コンド・ホテルの総支配人 荒井さん。「どうやって接したらいいのかわからない」「どう配慮したらいいかわからない」という声もまだ多いのが現状、アライズやアライ企業がさらに増えていくことが、「すべての人がより生きやすい社会」に近づく第一歩だと考えています。
これからもピンクドット沖縄の活動を通して、県内・国内だけではなく、海外からも参加者が増えるよう、多くの賛同をいただき、沖縄県全体でダイバシティを発信していくことが私たちの使命だと感じています。そう話す荒井さんの言葉には、これまでLGBTに関わってきたからこその想いと、これからの未来への希望が満ち溢れていました。
